今月のおすすめ絵本

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  もも組




    わらべ歌 にぎり ぱっちり


      にーぎり ぱっちり たてよこ ひよこ

      にーぎり ぱっちり たてよこ ひよこ

      もこもこもこ(動作なので、歌ではありません) 

      ピヨピヨピヨ





リトミックスカーフを両手で握り、おにぎりを作るように動かします。

もこもこもこでふんわり大きく膨らませ、目を合わせながらピヨピヨピヨと鳴いてみせます。

子ども達は、リトミックスカーフの動きの変化にくぎ付けです。

 












   さくら組

   おつきさま こんばんは

 作/林明子 出版社/福音館書店  






夜の空、暗い空にお月さまが出てきました。

「お月さまこんばんは」ところが雲がやってきて、お月さまを隠してしまいました。

でも、雲さんはお月さまと少しお話をしていただけでした。

またお月さまが見えるとにっこり笑顔のお月さまでした。

「お月さまこんばんは」

子どもたちはこの絵本が大好きです。

絵本のページをめくってお月さまがみえると

子どもたちもにっこり笑顔になります。

特に大好きなのは絵本の裏表紙です。

お月さまがべーっと舌を出しているのを見て大笑い。

みんなも一緒にお月さまとべーっとしました。














   たんぽぽ組

   

    ぐるぐるジュース


作/矢野アケミ  出版社/アリス館




ごろりんりんごをポン!みかづきバナナをポン!

ぽってんみかん、つぶつぶいちご、ぷるるんぶどうも、ポン、ポン、ポン!

まるの中がおいしそうなフルーツがいっぱいになったら、牛乳とはちみつを入れて~

ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるー!かんせーいフルーツジュース!

たんぽぽ組さんは「ポン!」のフレーズをリズミカルに一緒に言ったり、

グルグルするところでは手を回してまるでミキサーを回しているかのようにしたりと

絵本の世界を楽しみましたよ。

完成したジュースをみんなで飲むと、「おかわり!」食いしん坊なたんぽぽ組さんです。

 














    ばら組




      タンタンのハンカチ


 作・絵/いわむら かずお 出版社/偕成社






タンタンの胸にはおしゃれなハンカチが入っています。

タンタンの赤いハンカチは「おおきく なあれ。ハンカチ カーチ カチ」とおまじないをすると、

少しずつ大きくなっていきます。

大きくなっていくハンカチは、お父さんが付けるネクタイにしたり、

頭にかぶって海賊になってみたり、マントにして飛んでみたり…

ハンカチがいろんな物に変身してく様子が面白いお話です。

このハンカチで様々な遊びを考えるタンタンの表情がまた面白く、

子ども達はタンタンの一つ一つの行動に笑っています。

子ども達は、タンタンと一緒におまじないを唱えながら絵本を楽しんでいます。

 











   すみれ組



    
     ばばばあちゃんのやきいもたいかい


作/さとう わきこ  出版社/福音館書店



秋のある日、たくさんの落ち葉を集めてたき火を始めました。

さつまいもを準備しているとじゃがいも、さといもなどいろいろなお芋がでてきました。

さらに、みかんにかきにお菓子まで。みんなの好きなものをたき火に入れ始めました。

みんなでやきいもたいかいを楽しんだら、残ったお芋はクッキングで違う料理に!

どんどん出てくるおいしい食べ物を見ながら、

何を焼こうかな?と想像を膨らませるすみれ組さんでした。

お山で焼き芋をしたときには絵本で見たように葉っぱを

いっぱい集めてくることをたのしんでいましたよ。

 











   ゆり組


      のにっき

作・絵/近藤 薫美子  出版社/アリス館


ある日、野原で死んでしまった一匹のイタチがいました。

季節が変わりゆくのと共にイタチの腐敗が始まります。

ハエや昆虫、小動物たちが食べにきて・・・冬になる頃には骨になってしまいます。

そうして春が来るとそこから、新たな命が生まれていきます。

この絵本は、昆虫たちの吹き出しセリフ以外は、文章がありませんが、

絵を通して生き物のありのままの姿が伝わり、食物連鎖や命の大切さを

考えるきっかけになる絵本だと思います。子ども達は、文章がない分イラストをじーっと見ていました。

中には「骨になってる」「なんで、春にまたイタチが出てきたの?」

「私達だって、魚や牛食べてるよ」「カマキリはバッタだね」と感じたことを口にしている子もいました。

クラスの中でカマキリを育てているので、そのこととも重なったようでした。