今月のおすすめ絵本

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  もも組




    まあるい まどから(お返事遊び)

       まあるい まどから のぞいたら  

       ○○ちゃんのおかおが みえました

       ○○ちゃ~ん  はーい!



自分の名前が分かり、○○ちゃんと呼ばれると、

にっこり笑って手をあげたり保育者の顔をじっと見て

ここにいるよと教えてくれたりして、お返事遊びを楽しんでいます。











   さくら組

   はんぶんこ

 作/ 杜 今日子 出版社/福音館書店  





まあるいあなのドーナッツ。はんぶんこしていっしょにたべよう、いただきます。

子どもたちの大好きなあつあつやきいも、さんかくおにぎりも、はんぶんこ。


美味しそうな絵を見ているだけで、お腹がすいてくるような1冊です。

はんぶんこのところで、「はんぶんこっ!」とみんなで声を合わせて言い、

言葉の楽しさを味わっています。

絵本を読んでから、おもちゃのお野菜をはんぶんこしてお友達に渡していたり、

積み木のおもちゃもはんぶんこ、給食のさつまいももはんぶんこして

にっこりしている子どもたちです。











   たんぽぽ組

   

    おっしくっらまんじゅう


 作/おかい みほ   出版社/福音館書店





トマトさんとりんごさんが、ぶるぶる「さむいねえ」といって、おしくらまんじゅうを始めました。

せーの、おっしくっらまんじゅう おされて・・・ほっかほか

緑色だった体も、ほんのり赤色になりました。

そこへみかんさんがぶるぶる。「さむいねえ、わたしもいれて」

せーの、おっしくっらまんじゅう おされて・・・ほっかほか

ほっかほかになったところに、次にやってきたのは・・・?

なんだか心もあたたまる、そんな絵本です。

絵本を読み終わると、たんぽぽさんもおしくらまんじゅうをしました。

お友達と、ぎゅーっとくっついて「ほっかほか~」皆いいお顔になりましたよ♪













    ばら組




      まねしんぼう


作・絵/みやにし たつや 出版社/岩﨑書店






お兄ちゃんのすることをなんでも真似する妹のお話です。

お兄ちゃんがジャンプをすると、妹もジャンプをします。

ある時は、お兄ちゃんがご飯を食べ終えて「おかわり!」と言うと、妹はご飯が残っているのに

「おかわり!」と真似したり、お兄ちゃんが「おしっこ」と言いトイレに行くと

妹は「おちっこ」と言い、オムツの中でおしっこをしたりします。

お兄ちゃんの真似をしますが、少しちがうあたりが面白いお話です。

ばら組の子ども達は先生やお友達と真似っこ遊びをするのが好きです。

この絵本を見ながら「まねしんぼう!」と言ったり、妹の真似する姿に

「違うよね~」「おもしろい」とお話しながら楽しんでいます。











   すみれ組



    
      じっちょりんとつきのみち


作/かとう あじゅ  出版社/文溪堂


 




今夜のおつきみに向けて「おたのしみの実」をつくることになったじっちょりんたちは材料集めに出発します。

素敵に出来上がったおたのしみの実を持って、虫の声が聞こえだしたらおつきみの始まりです。

お団子を食べたりおもちゃで遊んだりして楽しんだ後は、ふわふわのススキのベッドでぐっすり眠るのでした。

お話しに出てくる秋の草花に興味を持ってみていたすみれ組さん。

「こんな葉っぱ見たことある?」と尋ねてみると「知ってるよ」という子がいっぱいいました。

ぜひいろいろな場所で秋を見つけてみてくださいね。











   ゆり組


      しりとりのだいすきなおうさま


作/中村翔子 絵/はたこうしろう  出版社/すずき出版


しりとりのだいすきな王様がいました。

王様はなんでもしりとりの順番になっていないと気がすみません。

家来たちは料理もしりとりの順番に出さなければなりません。

そして最後は王様の大好きなプリンと決まっています。

夕食はサンドイッチから始まって、ちくわ、わかめ、めだまやき

きのこ、ココア、アスパラ、ラーメン…と出てきました。

すると王様が「ラーメン?ん?しりとりが終わってるじゃないか!

プリンはどうした!」王様はプンプンに怒って家来たちを叱って暴れました。

すると困った家来たちは、何やらひそひそと相談をします。

そして次の日の朝食は、トマト、トースト、トマト、トースト…。

王様はいつまでも続くトマト、トーストが嫌になって

「しりとりはごめんだ!」とみんなを困らせることはなくなりました。

言葉に興味を持ち始めたゆり組さんは家来の苦労がわかるようで、

「こんなにすぐに、しりとりを考えないといけないなんて大変だ!」

「トマト、トースト…ずっとこんなごはんは嫌だ~」

家来や王様が困るたびにクスクス笑う子どもたちでした。